ボーンブロスはファスティングをする人には強力な味方になってくれるスープ。
また、健康的なダイエットに有効な食事法として多くの医師が推奨している。
この記事ではボーンブロスがファスティングダイエットに有効な理由を解説している。
ボーンブロスの効果 医者が勧めるダイエット食
ボーンブロス(Bone broth) というのは、体重を減らさなければいけない肥満患者に医者が勧めていて、アメリカのセレブの間で流行ったことで火が付いたダイエットスープ。
体重減らさないと死んでしまうかもって心配されるような、死ぬほど「デ○」な人達を救ってきている。
減量を専門にしている医師が推奨しているスープなので、ダイエットに効果的というのは間違いなさそう。
要はダイエットに効くってこと。
だが、「医者が言っているからって、信用できるの?」という人もいるかもしれない。
信用できると考える理由は
- 多くの成功例がある
- 科学的根拠がある
- 自分が痩せた
ってことで、ボーンブロス+ファスティングは多くの人に効果があると思っている。
ボーンブロスをすすめるお医者さん
ボーンブロススープを著書の中で勧めているお医者さんは
「太らないカラダ」の ジェイソン・ファン医師
カナダ、トロントの医師で、「なぜ肥満が増えているのか」証拠となる論文を示しながら解き明かす本を書ている。
本はもちろんベストセラー。
メチャクチャおすすめな本なので、本当のダイエット法を知りたい人は読んだ方が良い。
「ボーンブロスでやせる間ファスダイエット」 の 鈴木功医師
間欠的ファスティング(間ファス)ダイエットを推奨する日本人医師。
「最強ボーンブロス食事術」の ケリアン・ペトルッチ医師
セレブも顧客として抱えている、ダイエット(健康法という意味ね)を専門とした女医さんが書いた本。
どんなデブでも3週間で結果を出すという凄腕。
ま、早い話が
ボーンブロスは根拠を重視する医者が勧める健康的な、ホンモノのダイエット食ということ。
ワケのわからないダイエットサプリとはワケが違う。
ボーンブロスがダイエットに効果的な理由
なぜボーンブロスが良いのか、このスープにはどんな特徴があるのだろうか。
- 栄養豊富
- 抗炎症作用
- カロリーが低い
- 空腹感が少ない
- 炭水化物が少ない
- 消化が良く腸に優しい
- コラーゲン(ゼラチン)が豊富
こんな都合の良いスープがあって良いのだろうか、というほど良いコトづくめ。
ダイエットする人が飲まない手はない。
ボーンブロスの栄養
簡単に言うと、ボーンブロスに含まれる栄養素は脂肪を燃やして、体を元気にする成分が入っている。
- コラーゲン
- ゼラチン
- グリシン
- プロリン
- アルギニン
- グルタミン
- グルコサミン
- コンドロイチン
- ヒアルロン酸
- オメガ3脂肪酸
- コリン
- ミネラル
などなど。良さそうな成分が入っているわけだが、これだとなんだかわからない。
これらは、どんな良いコトがあるのだろうか。
ボーンブロスを飲むと何がおこるのか
栄養が豊富だというのはわかったが、体にはどんな作用があるのだろうか。
コラーゲンからゼラチンにまで分解されたブロスを飲むと、コラーゲンペプチドが吸収される。
コラーゲンペプチドは肌の弾力に関わる栄養素。つまり肌のシワ、弾力、ハリの改善が期待できる。
ゼラチンに含まれるグリシン(アミノ酸)は抗炎症作用など様々な効果がある。
炎症を減らすと細胞が活性化して脂肪を燃焼させやすくなる。
そして、インスリン感受性が向上。脂肪を蓄えづらくする。つまり体重も減る。
炎症が減るので、肌に効果が見えやすい。肌荒れが減ることで効果を実感できるだろう。
さらにグリシンは快眠効果もある。ぐっすり寝ると体重は減りやすい。
グルコサミン、コンドロイチンは関節だけではなく炎症の改善も期待できる。
また、ゼラチンが腸内の環境を良くして、免疫力を高める。
グルタミンは腸の改善して潰瘍の予防効果が期待できる。
脂肪が減るというのはもちろん、体調を良くする効果のある栄養素がたくさん含まれているのがわかる。
ボーンブロスの安全性
これほどまでに、効果的な成分が様々入っているボーンブロスは安全なのだろうか。
じつは「ボーンブロスは鉛の摂取が多くなってしまうのではないか」と懸念されることがある。
結論から言えば、よっぽど大量に飲まない限り通常の生活で摂取している鉛の量と変わらないので、そこまで気にする必要はないだろう。
詳しくは「ボーンブロスの鉛リスク 安全性は?」という記事を読んで欲しい。
ボーンブロスが向いていない人
ボーンブロスはメチャクチャ体に良さそうではあるが、向いていない人もいる。
- 糖尿病の人
- 摂食障害のある人
- その他慢性疾患のある人
上で挙げた医者は糖尿病の人にファスティング+ボーンブロスを勧めているにも関わらず、なぜ糖尿病の人には向いていないというのか。
それは、血糖値の管理は医師の元でシッカリと行った方が良いから。
ボーンブロスダイエット法は血糖値を一気に下げるため、低血糖になるリスクがある。
だから、医師の管理下においてやった方が良い。ボーンブロスダイエットが向いていないというよりも、しっかり管理しないとダメってこと。
過食症・拒食症の人も同じく医師の管理下でないとリスクを伴うので、やめておいた方が良いだろう。
その他慢性疾患がある人はクスリを飲んでいたりするので、ボーンブロス+ファスティングが薬の治療に影響があると困るので、医師と相談が必要だ。
ボーンブロスについて
実はボーンブロスは最近になって出てきた調理法ではない。
ダイエット食として注目されたのは最近ではあるが、昔から(太古から)人類が行ってきた調理法なのだ。
骨を煮込むだけだからね、作るのは簡単。
ボーンブロスの意味
ボーンブロスというのはボーン(骨)を使ったブロス(だし)のこと。要はブイヨン。
ブロス、ブロード、ブイヨン、スープストックはみんな同じ意味になる。
日本でおなじみのいわゆる ”とんこつ” スープもボーンブロスの一種。
だが、アメリカで流行っているボーンブロスは豚の骨ではなくて、
- 牛
- 鶏
- ラム
- 魚
などから”だし”を取る。
文字を見ただけで美味しそうな気がしてくる。
いつ飲むのか
空腹をまぎらわすために飲むのがボーンブロスの基本的な飲み方。つまりファスティングとセット。
- 間食の代わりに
- ファスティングの置き換えに
- ビタミン、ミネラルの補給のために
という感じでボーンブロスを飲めば良い。
お腹がすいてきたら栄養価が高くて太りづらいボーンブロスを飲むようにする。
また、腸の不調を整えられるという効果があるという事から、いつ飲んでも良いように水筒に入れて持ち歩く人も。
満足度が高い飲み物なので、お腹すいてきたなと思ったら飲めば良い。という実に簡単なダイエット食(飲み物)だ。
最近ではお湯に溶かせばボーンブロスが作れるという物が売っているので、とても手軽に飲める。
ボーンブロスが良い理由まとめ
結局のところボーンブロスの良さは
- 痩せるサポートをする
- 手軽に飲める
- 栄養が豊富
- 体に良い
本来、ダイエットというのは健康になるということなので、栄養不足とか減量によるストレスというのがあっては本末転倒だ。
ダイエットはあくまで健康的でないとダメ。
ボーンブロス+ファスティングで健康的にキレイな体になろう。
以上、ボーンブロスはファスティングに必須 【最強のスープの理由】という話題でした。
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