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【FX】2022年のドル/円は全力ロングするべきか?十年に一度のチャンスが来てるかも

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お金・資産

今年は3月からドル/円がここ数年にはなかった勢いで上がっている。

FXをやっている自分としては今一番注目している通貨ペアはドル/円だ。

「年始にドル円ロング持ちっぱなしだったら車を何台買えたんだ?!」というくらい上がってる。

お小遣いを毎日ドル円ロングに振り向けるだけでも軽自動車ぐらい買えたんじゃないだろうか。

だが、気になるのは

  • これからも上がるのか?
  • なんで上がっている?
  • いつまで上がるの?

という事。

ナゼ上がっているのかが全然わからないと、レバレッジを効かせて大きくポジションを持つのには非常に勇気がいる。

勇気というか無謀になってしまう。

もちろん、なぜドル円が上がっているのか、なんてのはあくまでほとんど想像でしかないわけだし、確実な未来など存在しない相場だから、状況が急に変わるなんてこともあり得る。

だが、ドル円は上がるべくして上がっているようだ。

正直言ってFXで十年に一度くらいしかない大チャンスが来ている。

理由は以下

  • 貿易赤字のドル不足でドルを買う
  • 日米の金利差が広がる
  • QTにより米のMB減少
  • 米のインフレでドルの価値を高めたい

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【ドル不足】貿易赤字で日本人がドルを買わなくてはいけない

いまの日本経済は日本人が持っている円をドルに大量に替えなくてはいけない事情がある。

それは貿易の輸入額の急増。つまり貿易赤字だ。

貿易赤字のドル不足で決済のためのドルが欲しいというということ。

大和総研の2022.3.16の記事によると2月の日本の貿易は6683億円のマイナス。

マイナスなのは7ヵ月連続だそうだ。

貿易赤字だからと言って日本に悪いというわけではないが、単純に輸出よりも輸入が多いということ。

輸入が多いと品物の購入の決済にはドルを使用するので、日本円からアメリカドルにたくさん替えなければいけない。

輸入 → ドルで払う → ドルが必要

という感じだ。

スゴク単純な話だ。

では日本が貿易赤字であれば、ドルが必要なのでドル円相場は上がり、貿易黒字であればドル円相場は下がるのだろうか?

ドル円の週足は下のようになっているが貿易収支はどうだったのだろうか。

財務省貿易統計のデータから最近の10年間の中から赤字の大きいときの状況を見てみたい。

財務省貿易統計より
輸出 輸入 収支
2010 67,399,626,696 60,764,956,840 6,634,669,856
2011 65,546,474,948 68,111,187,178 -2,564,712,230
2012 63,747,572,215 70,688,631,840 -6,941,059,625
2013 69,774,192,950 81,242,545,171 -11,468,352,221
2014 73,093,028,311 85,909,112,733 -12,816,084,422
2015 75,613,928,862 78,405,535,793 -2,791,606,931
2016 70,035,770,383 66,041,973,885 3,993,796,498
2017 78,286,457,048 75,379,231,107 2,907,225,941
2018 81,478,752,674 82,703,304,395 -1,224,551,721
2019 76,931,664,915 78,599,509,951 -1,667,845,036
2020 68,399,121,047 68,010,831,589 388,289,458
2021 83,093,100,000 84,565,200,000 -1,472,100,000

オレの表の作り方が下手過ぎるので、かなり見づらいのだが貿易赤字が大きくなっているのは2013年と2014年。

それぞれ11兆円と12兆円の貿易赤字になっている。

それでは、ドル円の2013年から2014年頃のチャートを見てみたい。

ドル円の過去のチャート

ウソみたいな上昇相場(笑)

見ればすぐにわかるが2012年の11月あたりから上げ始めて、2015年8月までかなり長い間上昇トレンドになっている。

1年で20円ずつ上昇しているので80円くらいから120円以上と40円以上の上昇になった。

そのあと、下降相場になった2016年は約4兆円の黒字になっている。

これからすると、貿易赤字の時にはドル円のチャートは上昇トレンドになるというのは説得力があるのかもしれない。

反対に黒字の大きい年にはどうなるか等、いろいろ自分でも見てほしい。

加えて現在でも、ロシアのウクライナ侵攻によってエネルギー価格の上昇が続いているので、エネルギーを買うためにより多くのドルが必要になる。

ということは長期の上昇トレンドが期待できるのではないか?と考えている。

とはいえ

「いやいや、為替ってのは実需の取引よりも、投機の取引の方が何倍もあるんだから、実物経済はそんなに影響があるはずないよ」

なんていう人もいると思う。

だが、ご存じのように投機の場合ポジションを持ったら必ず利益確定のためにポジションをクローズさせなくてはならないので基本的に投機筋は大きなトレンドにはならないのではと思う。

この動画でもそんなことを言っている。

2022年3月の貿易赤字とドル円チャートはどうなっている?

2022年5月までのドル円チャート

2022年3月の貿易赤字の金額は(速報値)4124億円だった。

この金額が12ヵ月続いたとしても5兆円程度なので、極端に大きな数字ではないがやはり赤字は赤字。

3月にドル円は116円~125円へと9円も上昇している。

貿易赤字だけではここまでの上昇にはならないのではないかと思うが、ある程度の赤字は続くであろうという思惑もあるのかも。

ちなみに、4月上中旬の貿易収支は速報値で1兆1329億円の赤字となっていた。

かなりデカいねそれ。4月もかなり上昇しているし。

やっぱり資源高だし、ドル円上昇はまだまだ続くか?!

日米金利差と米のQT

そもそも為替の値段というのは2国間の通貨の量で決まるところが大きい。

ドル円でいえば、日本と米のマネタリーベース(予測)を割り算すれば、だいたいいくらいに向かうのかがだいたいわかる(はず)。

とはいえこれは今の為替相場と乖離が大きいし、一日ごとの為替の値段とか、今月はどう動くとか、短期の予測についてはほぼまったくクソの役にも立たない。

とはいえ、日本は量的緩和、アメリカは量的引き締めに向かうという事はほぼ確実なので、相対的にアメリカのドルの希少性が高まりドル円の上昇は続くのではないかと考えている。

お金の量の話しは金利にもつながっている。

また、日銀が指値オペで国債を無制限に買っているしこれからも買うぜ!と言っているので、この方針が続くかぎりドル円には上昇圧力になるのでは。

だが!これには突然の方針変更もありうるので注意しておかないとヤバい。

中央銀行のやっぱりやめまーす!には大きなショックが伴うからだ。

当然ボラも大きくなる。

指値オペ…金利が上がらないように日銀が国債を無制限に買うこと。

アメリカのインフレが激しいのでドルを強くしたい思惑

アメリカは現在8%を超えるインフレになっており、FRBが金利を0.75%きざみの引き上げをするのかも!なんていう予想もあるほどかなり物価が上昇している。

さてFRBには

  • 物価の安定
  • 失業率の低下

という二つの大きな仕事がある。

その一つである「物価の安定」が出来ていないので、なんとしてもインフレは退治したいと考えている。

FRB的には今は「インフレ、ダメ、ゼッタイ!」という空気。

ちなみに今、失業率はほぼ完全雇用を達成している。ま、インフレだからね。

さてちょっとイメージしづらいが、実はドルの価値が高まるとアメリカのインフレが抑えられるという特徴がある。

つまりドルインデックスが上がると、アメリカのインフレ率は下がるという逆相関関係。

画像は無いが、面白いように逆相関になる。

つまりなにが言いたいのかというと、ドル円への日米協調介入というのは現時点では考えづらいのではないか。

わざわざドルの価値を下げて、インフレを助長するようなマネするのはオカシイからね。

FRBはインフレが抑えられるまではドル高を容認せざるを得ないという格好だ。

ドル円上昇が終わるのはいつなのか

現在は緊張で震えながらドル円ロングをしているオレなのだが、いつまでこのトレンドは続くのだろうか。

考えられるのは上記で書いたことの逆の現象が起きたときではないかと思う。

例えば、原発の再稼働でエネルギー資源の購入が減って貿易黒字とか、日銀の金融政策方針転換などではないだろうか。

いずれにしても、日本の構造的なことからドル円の上昇が起きているであろう(たぶん)ために、政策変更でもない限りドル円は上昇し続けるのではないか。

5月になってからドル円はレンジに入っているが、個人的には買い場なのかなと思っている。

ということで、下ったら買いをしばらく続けたい。

フィボナッチでもあてて良さそうなところで買うみたいな。

そんなわけでこの記事はここまで。

FXで良い夢みろよ、明日はどっちだ?!

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