今回は オリーブジャパン という日本で毎年開催されているオリーブオイルの審査をするコンテストについて勝手に自分で調べた感想などを。
だってね、本物の美味しいエキストラバージンオリーブオイルを調べていたらどうしてもオリーブジャパンにたどり着いてしまう。
日本で出回るエキストラバージンはほとんどニセモノらしいのだが、オリーブジャパンの受賞銘柄はどうも本当に優秀で信頼できそうなのだ。
オリーブジャパンというコンテストが信用できると思った理由は
- 世界唯一のコンテスト方式
- 他の団体とズブズブではない
いったいどういう事か。
オリーブジャパン 本物のオリーブオイルのコンテスト
オリーブジャパンというコンテストは
”消費者側に立った視点で審査するという世界でも唯一の品評会”
なんだそうだ。
「世界で唯一の消費者側に立ったコンテスト」ねぇ。
でも
「どの辺が消費者視点なの?」という疑問。
世界で唯一というのは
- 政府
- 生産者
- 業界の大物
- 農業マフィア
- オリーブに関する公的機関
というような業界の利権にからむような影響力を極力排除したコンテストになっている。
要するに票を金で買ったりなどという出来レースのコンテストでは無い
というのが大きな特徴。
だから、審査は公平・公正に審査しているのではないかと想像できるし、そういうふれこみ。
世界中にあふれる、業界団体とズブズブの関係のコンテストとは一線を画している。
その辺の事情が世界で唯一って事だそうな。
なんだか、かなり信用できそうなコンテストだよね。
ちなみにオリーブジャパンの主催は日本オリーブオイルソムリエ協会。
エキストラバージンオリーブオイルは市場でも希少な本物の最高級品質だから、当然ある程度の値段はする。
だから利権ってのがかなり絡んでくる模様。
本当の意味での高品質オリーブオイルを買うという事は、正直で、誠実で、まっとうな生産者を応援することにもなるから、どうせ買うなら本物を買いたいところだよね。
ニセモノ作って高く売っている業者に多くお金を払うのはなんか腹立つし。
しかし、日本オリーブオイルソムリエ協会ってのはどんな団体なのだ。
オリーブオイルソムリエ協会が主催するオリーブジャパン
オリーブジャパンを主催しているのは “日本オリーブオイルソムリエ協会” という団体。
オリーブオイルに関しての啓蒙活動をしている協会だ。
そもそも 日本オリーブオイルソムリエ協会 がつくられた理由が
「オリーブオイルのすばらしさを共有できるようにする」というもの。
当然、低品質のオイルなんて認められないということになる。
オリーブオイルの業界の中で中立・独立の第三者機関になっているのもそのための様だ。
利権がからむと、しょーもないオイルが高評価ってことになりかねないというわけだろう。
そんな団体が開催してるコンテストが利権にまみれていたら、存在意義なくなるからね。
だから、オリーブジャパンの受賞銘柄というのは本物の高品質なんだろう。
オリーブオイルを販売していない団体
日本オリーブオイルソムリエ協会はオリーブオイルの販売をしていない。
販売をしないというのは、やはり利権に絡むことはしたくないという態度の表れだろう。
特定の国や銘柄を売ってたら、利権が生まれやすいもんね。
ハッキリしていて良い感じがする。
本当の知識、味わいを伝える人が必要
エキストラバージンオリーブオイルというのは日本ではあまりなじみのない味わいだ。
「これだけ、スーパーにオリーブオイルが並んでいるんだから味ぐらいわかっとるわ!」という方もいるかもしれない。
だが味に限らずエキストラバージンオリーブオイルには多くの誤解がある。オリーブオイルに関する8つの誤解
こういうのを読むと、基本的な知識すらほとんどの日本人は持っていないというのが良くわかる。
なんでも日本人の多くは最高級のオリーブオイルとダメなオリーブオイルの判断ができないそうだ。
ブラインドテストで日本人とイタリア人に味わってもらったところ、日本人は本物のエキストラバージンがわからなかったという話しがある。どこかサイトで見たんだけど何処だったか。。。
要するに、日本人は味から何から、まったくオリーブオイルの事がわかってない。
オリーブオイルの啓蒙活動をしている
日本では良いオイルと悪いオイルの判断すらできる人がほぼ皆無であれば、誰かが本当の情報を伝えないといけない。
オリーブオイルの正しい知識・情報を伝える人を育てるということで、オリーブオイルソムリエを認定しているのがオリーブオイルソムリエ協会ということになる。
だけど、業界利権に絡んでいない協会っていうのは、いったいどこで利益を出しているのだろうか。
さすがに慈善事業じゃないんだから、どっかで稼がないと無理だよね。
オリーブオイルソムリエ協会はどんな活動してんの?
業界団体などとズブズブではないという日本オリーブオイルソムリエ協会はどうやって運営しているのか気になった。
だって、もしも寄付をメインの活動資金にして運営していたら、大口の寄付をしてくれるところからの影響力ってのがかなり出てくるはず。
自力で稼いでないと独立した立場にはなれないだろうからね。
オリーブオイルソムリエの講座などやっている
日本オリーブオイルソムリエ協会はオリーブオイルソムリエになるための講座のみならず沢山の講座をやっている。
- (日本オリーブオイルソムリエ協会の講座のページ)
これらの講座などで活動資金を作っているんだと思われる。けっこう頻繁に講座開いているので行ってみるのもおもしろい。
他にもオリーブオイルソムリエコンテストというのもやっていて興味深い。
しかしお金の出所が気になるなんて、ほんとイヤらしい性格してるねオレ。
でも、ちゃんと稼いでおかないと、独立した第三者機関だなんて言えないしね。
頑張って稼いで公平公正なコンテストをこれからも続けてもらいたい。
オリーブジャパンのスポンサー
ソムリエ協会が自分で稼いでいると言っても、大規模なイベントを自分の力だけで独自にやるというのは難しいだろう。
なので、オリーブジャパンというコンテストにはスポンサー(共催、協力、後援を含む)が付いている。(オリーブジャパンスポンサー)
各国の大使館、商務部、の協会、日本の地方自治体、商工会などの名前が挙がっている。
また、2019年は開催場所と共催が西武百貨店になっている。
問題はこれらの影響力が審査に影響するのかどうかというところではあるが、利権が絡みそうなところはあくまで後援という立場から応援をしてもらっていると思われる。
「後援」は基本的に金銭の援助をすることはない。
ま、少なくともネットでよくあるオリーブオイルのおすすめサイトみたいなモノよりははるかに信用できそうなコンテストだよね。
以上、【オリーブオイルの本物】オリーブジャパンのコンテスト受賞品は信頼できるのか という話題でした。
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