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VYM おすすめ高配当ETFの成績と構成銘柄・セクター比率【寝てても配当生活がしたい】

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お金・資産

株式投資は究極の不労所得なんていう人もいる。

さて、そんな不労所得をめざすオレ的株式投資には

“買ってひたすら持ち続ける「バイ&ホールド」戦略”もイイんじゃないかと思っている。

優良銘柄で作られていて、なおかつ高配当の株に分散投資できるETFなら最高。

ということで、今回はバンガードのVYM(米国高配当株式ETF)について。

このETFは配当利回り3%以上と、けっこう高いことが特徴。

寝てても、配当金(分配金)が入ってくるのが好きな人におススメなETFだ。

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VYMの成績・配当・経費

VYM10年間チャート(バンガードジャパンより)

まず成績だが、VYMに10年前に投資をしていたらいくらになっているか?というと

297万円ほどだ。

だいたい300万円。10年で3倍になるならむしろ出来すぎな感じはある。

寝てても三倍!夢のようだよ。

しかも配当もあって、なかなかオイシイのではないか?

ではVYMの成績を期間ごとに、平均リターンで見てみることにする。

参考までに、VYMの設定日は2006/11/10なので約14年間運用しているETFだ。

期間年間平均リターン(基準価額)2020/12/31現在100万投資してたら
1年1.14%101.14万円
3年5.74%118.22万円
5年9.98%160.90万円
10年11.50%296.99万円
設定来(14年間)7.67%281.40万円

「10年間」よりも「設定来」の方がリターンが低いのは、リーマンショックで急落したことが影響している。

急落してる状態で買って、そのあと急上昇したから儲かっちゃったという感じ。

リーマンショックを経験して乗り越え、さらに2020年コロナショックの急落も乗り越えて、最近は最高値を更新しているというのはなかなか安心できる材料だ。

気絶して持っていれば、配当出るし株価も戻るという安心感。ゼッタイではないけど。

VYMの配当(分配金)実績と利回り・経費

株価が落ちても回復してきた実績のあるETFだというのは分かったが、配当や経費はどうなのだろうか。

  • 分配金     ¥2.9061ドル(2020年)
  • 分配利回り 3.17%(執筆時)
  • 経費率   0.06%

直近、2020年の配当(分配金)実績は年に4回の配当があって

  • 2020年12月  $0.8096
  • 2020年9月  $0.7053
  • 2020年6月  $0.8368
  • 2020年3月  $0.5544

となっている。

1年間の合計で$2.9061。もしも100株持っていたら290ドル61セントもらえる(3万円くらい)。

2020年12月31日時点の株価は91.51ドルなので、12月31日時点での配当利回りは3.17%ということになる。

これを書いている時点の株価は$94.06なので、この株価で計算すると3.08%の配当利回り。

だいたい3%超えるかな?くらいの配当利回りだと思っておけば良いと思う。

ま、将来はわからないけど。

ETFで3%台だったら悪くないんじゃないかな。

VYMのポートフォリオ・構成銘柄・セクター比率

VYMの成績はだいたい分かったが、中身はどんなETFなのだろうか。

どんなインデックスに連動していて、どんな銘柄で構成されているのかをみていくことにする。

【VYM】FTSE ハイディビデンド・イールド・インデックスに連動

VYMは「FTSEラッセル」が提供する「ハイ ディビデンドイールドインデックス」に連動するように設計されている。

ちなみにFTSEは英国の会社で「FTSEラッセル」はそのブランド。米国の「ラッセルインベストメント」とは違う会社だ。

ハイディビデンドは高配当、イールドは利回りという意味。

VYMは平均以上の配当利回りが予想される、米国の大型株に投資するというETFということだ。

高配当なので当然だが、価格が急上昇するようなものではないし、米国株式全体よりもアンダーパフォームすることも覚悟しておく必要がある。

VYM【ETF】の構成銘柄トップ20

VYMを構成する銘柄のうちのトップ20銘柄を見てみる。

VYM構成銘柄(2020/12/31時点)
会社ティッカーシンボル構成比(%)
1ジョンソン&ジョンソンJNJ3.731
2JPモルガンチェイスJPM3.461
3P&GPG3.05
4ベライゾンコミュニケーションVZ2.189
5コムキャストCMCSA2.135
6バンクオブアメリカBAC2.108
7コカ・コーラKO1.906
8メルクMRK1.858
9ペプシコPEP1.851
10AT&TT1.844
11ファイザーPFE1.84
12インテルINTC1.838
13ウォルマートWMT1.806
14シスコシステムズCSCO1.708
15アッビィABBV1.697
16エクソンモービルXOM1.568
17ブロードコムAVGO1.555
18クアルコムQCOM1.541
19シェブロンCVX1.462
20マクドナルドMCD1.436
合計40.584

上位の10銘柄がポートフォリオ全体の24.133%、上位20銘柄では40.584%を占めている。

VYMは410の銘柄で構成されているので、それ以下の銘柄の各比率は非常に少ない。

超有名な企業ばかりで歴史も長く、安定した会社が多いのがわかる。

なんならこのリストの中から、個別株に投資するのも全然アリだなと思う。

VYMのセクター比率

VYMはどんな業界の株式銘柄で構成されているのだろうか。

VYMのセクター比率を見ていく。

VYMのセクター比率
セクター比率(%)
金融20.8
ヘルスケア13.7
生活必需品13.6
資本財10.1
テクノロジー9.0
公益8.9
電気通信8.1
一般消費財6.0
エネルギー5.9
素材3.9
合計100%

金融の比率が20%と1番高いが、突出して高いわけではない。

また、いま流行りのGAFAMは入っていないようなので(全部はみてないけど)、あまり流行に乗るような投資スタイルではない。

要は攻めた投資をするETFではないってことだ。

VYMの過去の暴落時の様子

過去にあったリーマンショックやコロナショックではどのような下がり方をしたのか、みんな大好きS&P500種指数に連動するETF「SPY」と比較してみる。

それと、暴落時に強いといわれる債権のETFを代表して「AGG」も比較してみる。

ローソク足:VYM、赤:SPY、青:AGG

2008年からのリーマンショックの時の暴落っぷりはS&P500と同様に落ちているし、コロナショック時にも同様に暴落しているので、S&P500に対してのリスクヘッジができるようなETFではないということがわかる。

暴落の時の対策をしたいのであれば、債券ETFなどの検討が必要になってくるだろう。

余計な話だが、個人的にVYMの良いところはシッカリ成長するけど、意外に多く配当もくれるというところだ。

株式投資って、ひたすら積み立てていると資産の数字が増えても配当でも来ない限り全然実感がわかないんだよね。

配当が来ると何となくモチベーションの維持になってくれる気がして、おススメ。

米国株ETFを購入する

ETFは投資信託と違って、1株いくらで購入することになる。

ほとんどの場合ETFというのは購入手数料がかかる。積み立てNISAで投資信託とかだったら購入手数料もかからなかったりするんだけどETFはちょっと違う。

なので手数料はなるべく安い方がうれしい。むしろ手数料が無料だったら最高。

手数料がやすい楽天証券でも売買代金の0.45%の手数料がかかるが、DMM株であれば手数料は無料で買うことができる。

DMM株は米国株取引の手数料が無料なのでおススメ!ではある

が!

取り扱い銘柄数が少し少なめなのがネック。

買いたい銘柄を扱っていない!ということもしばしばある(増やしてくれるの待ってます!)。

ちなみにVYMはDMM株での取り扱いがあるので、取引が可能だ。

ということで、メジャーな銘柄を購入するときは手数料が無料のDMM株がおすすめだが、取り扱いが無かった場合は取扱銘柄が多いSBI証券楽天証券の方で探すのが良い。

いずれにしてもなるべく手数料をかけないためにDMM株はおススメだ。

「VYM」おすすめETFまとめ

そんなことで、VYMというETFについての基本的なことを見てきた。

まとめると

  • 10年間の平均リターンが11%超
  • 分配金利回りは3%ほど
  • 暴落時はかなり下がる
  • 下がってもこれまでは回復してきている

個人的にはゴチャゴチャ考えるのは面倒だし、おまとめパック的な高配当ETFに投資したいという時に選ぶのが良いのではないかと思う。

一度買ってしまえば、配当がチャリンチャリン入ってくるのはほぼ確実。

少なくとも、日本円を銀行に貯金しているだけよりはギャンブル性は低いと思う。

以上、VYM おすすめ高配当ETFの成績と構成銘柄・セクター比率【寝てても配当生活がしたい】という話でした。

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