世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス（COVID-19）だが、8割の人は軽症で済むと言われており、油断している人も多い。
「ちょっとしたヒドイ風邪程度でしょ？」
「騒ぎすぎ」
なんて思っている人もいるかもしれない。
「医療従事者の言う軽症」というものは「一般人が思っている軽症」とは全く違う。
今はとにかく感染を広げない行動が必要だ。
家にいた方が良い。罹るとヤバい。
罹って症状が重くなっても入院できるとは限らないぞ。
医療従事者の言う軽症 は一般人の思う軽症ではない
酸素吸入が必要でない症状の場合には、軽症とみなされる。
起き上がれないくらいにヒドイ風邪やインフルエンザで
「家で死にかけたわ～」
とか言っている場合ではない。本人としては重症と思っているかもしれないが間違いだ。
酸素吸入が不要な状態は軽症なのだ。
それでも、アナタは
「新型コロナウイルスにかかってもどうせ大したことないから飲みにいこう！」
と言っていられるだろうか？
- 8割の人は通常の生活を送れる？
- スグに回復してなんの問題もない？
本当にそうだろうか？
新型コロナウイルス感染者の8割の人は軽症・無症状ではあるが、その中の約半数は肺に異常な陰影があるという。
無症候陽性者あるいは軽症者でも、約半数に異常が認められております。
防衛省・自衛隊のサイトより引用
肺炎は死ぬ病だからね。
肺炎ナメたらダメ。
そして、有名人で感染した人がつぶやいている内容がコワい。軽症者でもこんな感じになる人がいる。
素人の考える軽症と医療従事者が言う軽症は全然違うのがわかったと思う。
軽症でない10人のうち2人はどうなるのか
軽症では無い20％の人は入院がゼッタイに必要な状況になるという。
とはいえ、入院したくても病院がいっぱいで入れませんよという事も現実に起きている。
また5％の人は集中治療室に入らないと死んでしまう状況に陥るそうだ。
ただ、既に人工心肺の装置が埋まってしまっている病院もあるそうなので、重症化したら助けられないという人も出てくる。
マジでやばいね。
10人に2人は入院になるので、感染者が多くなればどこの病院に行ってもベッドが足りないことになるし医療資源、PPEがなくなることが想像できるだろう。
ちなみに人工呼吸器はこんな感じなので酸素マスクとは違う。
人工呼吸器が圧倒的に足りなくなる
感染者が多くなることで医療資源が足りなくなる。
平時であれば、人工呼吸器が必要な患者がそこまで多くはないために、足りないということは起こりづらい。
だが爆発的なウイルスの蔓延によって、今は世界中で人工呼吸器が足りていない状況だ。
日本でも爆発的に患者が増えれば、すぐに人工呼吸器が足りなくなってしまう。
人工呼吸器だって、誰でも扱えるモノってわけじゃない。
もともと健康で、煙草も吸わない、既往歴もない、若者があっという間に（数時間で）重篤な状況になる可能性があるというのだ。
そんな時に人工呼吸器と技術者が足りなくて使えなければ、患者は死んでしまう可能性が高い。
ということで
今は一人でも感染者を増やさないという事が重要なのだ。
そのためにはとにかく
- 外出を控える
- 人との接触を控える
- 必要な外出の際には感染の対策をする
自分がすでに感染しているという意識で行動することが大事。
新型コロナウイルスに対して個人ができること
個人ができることというのは、シンプルに
- 「感染しないよう外出を控える」
- 「人に感染させないようにする」
医療関係者はそれこそ命がけで頑張ってくれている。
本当に感謝しかない。
少しでも協力したいと思う。少なくとも負担になるようなことはしたくない。
一般人として協力できることは、自分が感染者にならないようにすることだと思う。
そして、厚生労働省が発表している情報
- 【 新型コロナウイルスに関するQ&A 】
を一度は読んでおくと良い。
また、厚労省がやっている一般的な相談窓口もあるので心配な方は覚えておいて。
- 新型コロナウイルス感染症に関するコールセンター）
○厚生労働省の電話相談窓口
電話番号 ０１２０-５６５-６５３（フリーダイヤル）
○受付時間 ９：００から ２１：００
そして、新型コロナウイルス感染症に関する一般的な相談は、 最寄りの保健所でも対応している。
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