2023年のドル円はやっぱりロングなのか?と書きたいなと思ってもう半年が過ぎてしまった。
2023年の頭にドル円は6ヵ月ロングをガチホしていれば、新車どころかヘタすりゃ家の頭金くらい用意できるほどの上昇になってしまった。
正直なところガチホできる握力がないのでスグに決済してしまう、というもったいないことを繰り返してしまっている。。。
さて、2022年から2023年のドル円の大きな流れは
2022年の10月21日に151円90銭の高値をつけた後に24円以上もの急落、2023年1月16日に127円20銭で底を打って、
これを書いている6月現在は139円30銭ほど。
年初の安値から12円も上昇している!
10万通貨持っていれば120万だ。。貧乏リーマンの小遣いにはかなりの金額。
100万通貨なら1200マソ。
去年末・年初のプロのドル円予想はどうだったっけ?
ロングでガチホできる人間は少ないだろうけど、そもそも2023年の市場予想みたいなものはどうだったのか?という事を思い返してみる。
個人的な印象ではドル円が円安方向に動く!と予想していたアナリストはほとんどいなかったような気がしている。
多くのアナリストが2023年のキーワードとして使っていたのは「アメリカの利下げ」だ。
2022年末頃にはインフレ率が落ち着きを取り戻しているような数字が出始めていて
「そろそろ急激な利上げは打ち止めで、しばらくしたら利下げがあるはず。2023年は利下げがメインのテーマ」
みたいな話をしているアナリストが多かったように思う。
つまり、利下げがあるからドルは売られて、円は買われる方向になるだろうというようなニュアンスで話している人が多かった。
ハッキリ、ドル円は下落すると言っていたアナリストもいたし。
だが、現実はどうだろうか?アメリカはまだ利上げの最中だし、インフレ率が落ち着いてきているといっても、FRBは
「利下げなんて全然考えてないよ。一回利上げは様子見して、この次に利上げするかどうかよく見極める余裕もあるよ。利下げは2024年にはあるかもね?」(意訳)
なんてことを言っていたりする。
正直なところ、アナリスト予想なんてものは全然アテにならないのはみんな知っているのではあるが、やっぱりアテにならないなと確認した次第。
2023年の年後半はどうなる? 上昇を予想
個人的には2023年11月くらいまではやっぱり上方向なんじゃないかと思っている。
逆指値でロング狙いで、上がれば上がるほどポジションが増えるなんちゃってピラミッティング方式で頑張りたい。
下がればポジション持たなくて済むし。
とはいえ、上がってからの急落では確実に死亡してしまうので、やっぱり損切はちゃんと入れとかないとね。
そもそもなんで上方向に賭けるのかということだが、2023年の予想でドル円は上がると一定の説得力で予想しているアナリストも実はいて、要はそれにノルのも良いかなと思ったからだ。
水上紀行さんの、”実需のドル不足のドル買い状況が変わらない限りドル円は上方向”という話にノッってみても良いかなと。
上方向で見ている理由は他にもあって
- チャートの日足で200日移動平均の上に値段がある
- 日足のボリンジャーバンドのセンターラインよりも値段が上
- まだ利上げの可能性はわりとある
- 長い足でみると上昇トレンドは終わっていない
というのが理由。
11月までと考えると長い期間持つことになるので、もう既に胃が痛いが答え合わせは11月にしようかと思っている。
利益確定は11月頃に考える
なんで11月かというと、年末に近づくと大口の多くはポジションを閉じるからだ。
(ま、その前に夏休み前のポジション落とすのもあるわけだが。。)
個人投資家の多い日本とは違い、仕事でやっている欧米のディーラーは優雅に長いクリスマス休暇を取る。
休暇中にポジションなんて持っていられないぜ、全部スクエアにしよう!
という具合。
みんながポジションを閉じるということは反対売買をするので、利が乗ったホクホクのロングを持っていたヤツはみんな売る。
ということは、上昇トレンドに対してはかなりの下降圧力ということになる。
去年の10月後半の円買い介入による恐ろしいドル円の下落が忘れられないが、結局あれは年末近くになってみんな持っていたロングを閉じることを見込んだ日銀が、最高のタイミングで介入したからとてつもない下落をしたと個人的に考えている。
ということは、早ければ10月後半の経済指標、遅ければ11月入ってからの何らかの指標などでとりあえずの天井を打つのではないだろうか??
わかんないけけど。
ま、あくまでただの予想だし今年もタイミングの良い介入があれば、そこで全部スクエアにしなければならないと思う。
明日はどっちだ?!
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